こんにちは、たけのこです。
旅行に行くとお土産買いますよね。
家族、友人、職場、学校、ご近所さんなどなど。
嫁は休暇を取って帰省や旅行に行くと必ず職場にお土産を買っていきます。
休みを取って迷惑をかけてしまうから義務的に買っているんでしょうね。
別に、有給休暇を取ることは社員の権利なのに、休むたびにお土産を買っていたら減給されているのと変わらないように思ってしまいます。
まあ、お土産は気持ちですからね。
気持ちなんです。
それで先日、日経プラスワンにこんな記事がありました。
海外旅行のお土産は買うのに時間がかかったり、荷物になったり、なにかと苦労が多い。お土産の通販サイトを上手に使えば、こうしたストレスから解放されて旅をもっと楽しめそうだ。
というわけで、旅のストレス因子になっている土産について思う事です。
お土産をネット通販で買うこと
お土産は気持ち
私は気持ちがなければ、お土産は買わない主義です。
形式的に買って持って行っても、渡す方はお金と運ぶ労力がかかるだけなので。
でも、お土産の力を有効利用していたこともあります。
社内打ち合わせのために月に一度、県外の支社に足を運んでいたときです。
その部署には、業務上協力を得る人たちが多くいたので、訪れるたびに毎回、違ったものを手土産に持っていきました。
感謝の気持ちで持っていく手土産には、不思議な力があるもので、回数を重ねるほど協力を得られやすくなりました。
また、仕事以外の会話もできるようになり、人としての信頼関係を築くことができました。
その人達からは、遠くへ異動するときにはプレゼントや手紙まで用意してもらっちゃって、涙したものです。
気持ちのこもったお土産には、コミュニケーションのきっかけを作り、信頼関係を築く足掛かりになる力があります。
ネット通販でお土産を買うってどうなの?
そこで今回記事で紹介されているお土産通販サイトの話です。
こんなシステムは前からありましたよね。
10年以上前にJTBを利用した海外旅行の時も、事前に購入できる現地の名物お土産のカタログをもらって営業されたことがあります。
その時から、お土産文化の在り方に疑問を持っていました。
なぜ海外のお土産を日本で買って、配らないといけないのか。
一方、日本で買えるものをわざわざ現地で買う人がいるのか。
後者は日本で買うよりも安い場合があるし、現地で購入することでその土地に経済効果をもたらすのであればいいかと思ってしまいますが。
確かに、ネットでお土産を注文しておけば、旅行の荷物が増える心配もないし、現地でお土産選びをしなくていいので、その分、観光に時間を当てられるメリットはあります。
より旅行を楽しむためのサービスと言えば、便利なものだと思います。
お土産の義務感に翻弄される人の心理を見事に見抜いたサービスですね。
旅行を楽しむ人の負担になるようなお土産文化はいらない
嫁は休みを取ると、必ずお土産買わないといけない症候群に襲われます。
そのため、必ず出先ではお土産をあれこれ検討することになるのですが、私が適当なものを薦めるとたいてい却下されます。
複雑な職場なのか、かなり神経を使ってお土産を選んでいるのです。
同じように旅行中、誰に、どんなものを、どれくらい買っていかなきゃいけないって常に頭がいっぱいの人もいるのではないでしょうか。
うちの母がそれです。
せっかく楽しむために旅行に行っているのに、そんなことで頭を悩ませるのって馬鹿らしくないです?
そういう人のために、ネット通販が登場しているわけですけど、そこまでするならお土産を義務のようにするのを止めてしまえばいいんです。
「土産もないの?」
って無意識に要求してくる人が減れば、旅行に行く人はとっても気持ちが楽です。
全く買うなとかじゃなくて、余裕がある人が買うくらいの気持ちで旅行に行ければいいのかなって。
旅行中にお土産で神経使うのって、疲れるし、余暇を楽しんでいるのに時間がもったいない。
お土産を受け取ってた側も、旅話でも聞ければいいやって程度の気持ちで見送れば、自分が旅行に行くときも気が楽になりますしね。
そもそも、土産買うために休暇をとってるんじゃない!
お土産が無いと相手に失礼という、そんな雰囲気が変わればいいなと思うのです。
というわけで、ネットでお土産を買うくらいなら、いっそのことお土産を買うの止めちゃいましょうという意見でした。