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ハチミツ大好き夫婦が養蜂家を訪ねてミツバチの世界を学んできたこと

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ハチミツに魅せられて

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うちの夫婦はハチミツが大好きです。

私はもともとは別にそんな好きじゃなかったんですけどね。

妻がハチミツ好きで試しに食べ始めたら虜になってしまいました。

 

という訳で、今回はハチミツ大好き夫婦が養蜂家を訪ねてミツバチの世界を学んできた話を書いていきます!

 

我が家のハチミツを紹介します!

いきなりミツバチの話に行く前に、今うちにストックしてあるハチミツを紹介します!

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ハチミツ好きとか言ってそんなたいしたことないじゃん。

 

って思われると思いますが、うちの経済力じゃそんなにたくさん種類を買えないのです…

 

とりあえずちょっと説明していきますね!

 

ピコミーレの生ハチミツ『マヌカ、ビーチジュー、クローバー』

まず一番前の小さい小瓶たちですね。

最近、妻が発見したニュージーランドで養蜂をされているピコミーレさんの生ハチミツです!

 

右からマヌカハニー、ビーチハニージュー、クローバーですね。

 

ピコミーレさんはミツバチを大切にした養蜂で、世界一美味しいとも言われるハチミツを作られている日本人の養蜂家さんです!

 

大自然のエネルギーがぎゅっと詰め込まれたハチミツはどれも透明感のある非常に上品な甘さと香りを持っています。

 

大体イメージする養蜂家の服装って、白服の重装備でごっつい手袋とかしてますよね。

 

ピコミーレさんはなんと!ミツバチを傷つけないよう素手で養蜂されているそうです。

 

 

ピコミーレさんのミツバチに対する想いがミツバチにも届いてるんじゃないかなって、思わせるハチミツなんです。

 

そのまま食べ始めたら冗談抜きに無くなるまで食べ続けてしまう美味しさですよ!

 

最近狙っているのはコムハニーと呼ばれる蜂の巣をそのまま食べる商品!

コムハニー

http://www.picomiere.com/

日本じゃあまりなじみがないかもしれませんね。

私も海外旅行に行った際にコムハニーを食べたんですが、これがものすごくおいしいんです!!!

 

そもそも巣って食べれるの?

と思うかもしれませんが、ミツバチの巣は皆さんご存知の「蜜蝋(みつろう」です。

お菓子作りなどで活躍しますよね。

 

コムハニーは蜜蝋とハチミツを一緒に食べられるこれ以上ない贅沢な食べ方なんですよ!

もちろん蜜蠟とハチミツの二重取りですから栄養満点です。

 

パンにつけても、ヨーグルトに入れても合います!もちろんそのままでもOK!!

ぜひおすすめです!

 

ピコミーレさんのHP↓↓

ニュージーランドハニー ピコミーレ 日本人養蜂家がお届けする最高品質ニュージーランドはちみつ

 

 

島根のはちみつ

続いて左奥の丸みを帯びた瓶のハチミツです。

これは島根県で個人で養蜂をされているTさんのハチミツです!

 

私のハチミツ好きはこのハチミツから始まりました。

生産量が多くないため地元の人が予約してしまい、なかなか購入できないのですが、

個人的な付き合いで分けてもらっています。

 

今回私が訪ねたのもこのTさんです!

詳しくはまた後程紹介しますね。

 

コストコのハチミツ

最後は右奥のハチミツです。

これはご存知の人も多いかと思いますが、コストコのハチミツです。

 

ピコミーレさんのハチミツはちょっと高価だし、島根のハチミツは生産量が少ない関係で常に手に入れるのが困難です。

 

そこで最高のコストパフォーマンスを誇るコストコさんの出番です!

なんとこのハチミツ2.26kg入って約1700円です!

純粋なハチミツとしては破格です。

 

しかも美味しい。

ハチミツ好きもこの品質なら満足です。

 

我が家で日常的に料理やパンに塗ったりするのは、コストコのハチミツを使用することが多いです。

 

腐らないだけじゃない!ハチミツのすごい能力!!

ハチミツは3000年腐らないとも言われることがありますが、それだけじゃない様々な能力を持ち合わせています!

 

栄養満点!しかも太りにくい!!

ハチミツの成分は80%くらいが糖で構成され残りは水分です。

その中にはミネラルや、ビタミン、アミノ酸、ポリフェノール、酵素がたっぷり含まれています!

 

しかも、同じ量の砂糖を食べるよりも低カロリーなだけでなく、低GI食品(食べた後の血糖値が上がりにくい食品)なので、食べても脂肪になりにくいんです!

 

つまり、ハチミツは太りにくい食品なんです!

 

なので我が家では砂糖を使う料理には、たいていハチミツを使っちゃいます!

 

ちょっと高価な感じもしますが、砂糖よりも少量で甘さを感じます!!

しかも栄養満点で太りにくいので一石三鳥ですよ!

 

美肌効果も高い!

また、ハチミツに含まれるビタミンやアミノ酸は、シワやシミを防ぐだけでなく、腸内環境をよくしてくれるので、体の内側から肌を美しくしてくれる優れものなんです!

 

エネルギーに代わるのが早い!!

ハチミツの糖は単糖類なので、体の中でこれ以上分解される必要がないことから、素早く体に吸収され、すぐエネルギーとして変換されます!

 

朝からエンジン全開で頑張らないといけないときや、スポーツ後や疲れ切ってしまった時にハチミツを舐めると早く元気になりますよ!

 

また寝る前にハチミツを舐めると成長ホルモンが出やすくなり疲れが取れるんです!

 

 殺菌能力がある!

ニュージーランドの マヌカハニーと言われるハチミツはピロリ菌を殺菌してくれるそうです!

 

普通のハチミツでもチフス菌や赤痢菌なども殺菌してくれると言われていることから、身体のデトックスにも効果があります! 

 

傷に塗ると早く治る

ハチミツを傷口に塗ると早く治るとも言われています。

私が今回訪ねた養蜂家Tさんも蜜蝋を使ったクリームを持っていて、怪我した時はそれを傷口に塗るそうです。

そうすると一晩で傷がふさがるとか。

 

ニュージーランドの原住民のマオリ族は傷や火傷の治療にハチミツを使っていたと言われています。

 

またハチミツを食べることによって胃潰瘍や食道炎なんかにも効果が期待できます!

 

ハチミツはミツバチの贈り物!ミツバチってどんな生き物?

いや、どちらかと言えば人間は、ミツバチが集めたハチミツを強奪しているんですけどね。

 

ハチミツのことは皆さん知っていると思いますが、ミツバチの生態系って知らないですよね。

 

ミツバチは知れば知るほど興味深い生態系を持っているんです!

私の得たばかりの浅はかな知識で簡単に説明していきましょう。

 

ミツバチの社会

ミツバチは夏は5万匹、冬は2万匹程度の数で共同生活をしています。

巣の中には1匹嬢王蜂がいて、それ以外ほとんどは働き蜂。

オス蜂はほとんどいません。

 

お気づきでしょうか。

そうです、働き蜂は全てメスの蜂なんです。

 

ミツバチ社会は超女性社会!

 

嬢王蜂の寿命は2~3年と言われ、働き蜂たちは2~4週間の命と言われています。

その短い命のなかで働き蜂は様々な仕事を割り振られます。

例えば、蜜の収穫係、巣の建築係、育児係、清掃係、守衛係などなどです。

 

嬢王蜂は働き蜂に支えられて一日に1000~2000個卵を産み、一年で20万個も卵を産みます。

 

オス蜂がなにするかって?

普段は何もせず巣の中でハチミツを食べる穀潰しです。

ただ、交尾の時期だけ巣の外に出ていきますが、その後、巣に戻るとエサももらえなくなり、巣から追い出されます。

 

とても悲しい運命です。

 

ミツバチと花の協力関係

ミツバチと花をつける植物には切っても切れない関係があります。

それはなんとなく想像つきますよね。

 

ミツバチは花の蜜が欲しいし、花は受粉してもらいたいからです。

でも実は花に訪れる虫はちょうちょやハエなど他にもいます。

 

それでもミツバチと切っても切れない関係があるのには理由があります。

それはミツバチの優秀さです。

 

ミツバチは花畑を見つけると巣にいる働き蜂に花畑の場所を教えます。

(このときにミツバチはダンスで花畑の場所を仲間につたえます)

 

すると蜜回収係の働き蜂たちは花畑に向かっていき蜜の回収を始めます。

 

働き蜂は1匹あたり一日に3000もの花を訪れ蜜を集めていきます。

花は一度にちょっとづつしか蜜を出さないので、働き蜂はたくさんの花を渡り歩いて蜜を集めなくてはなりません。

 

そうしていくうちにミツバチは花畑の花を満遍なく訪問して花粉をつけて回るので、花はミツバチを使うと効率的に受粉できるのです。

 

そんなこともあり、世界の花をつける植物の約80%は、ミツバチの受粉に依存しているんです!

 

ミツバチはどれくらい花のを集められるのか

ミツバチが一度に運べる蜜の量は20~40㎎で一日3~10回ほど収穫に行きます。

 

10万~20万匹のハチたちが一年間働くと、理論値で一つの巣あたり30~800㎏ものハチミツを一年間で回収できるようです。

 

花の蜜が濃縮されてはじめてハチミツになることを考えると、スプーン一杯集めるのにどれだけの蜂が頑張ってくれているか考えると泣けてきます。

 

 そして養蜂家を訪ねてきました!

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今回訪ねたのは私をハチミツの虜にした養蜂家のTさんのお宅です。

養蜂専業ではないTさんは丁度、田植えで忙しい時期に、わざわざ時間を作ってくれました。

 

ここで驚いたのはTさんの装備!

一応、顔の周りはネットを張っていますが、素手でシャツ一枚です。

なんとピコミーレさんのように素手で養蜂をしている人がここにもいました!!

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そしてそのまま、蜂の巣を一枚一枚見せてくれ、嬢王蜂やオス蜂、働き蜂の違い、ミツバチの生態を教えていただき、そして嬢王蜂を育てる「王台」を見せてくれました。

 

その間私もTさんスタイルでシャツに素手で近くにいましたが、ミツバチはまったく襲ってくる様子はなく、刺されることはありませんでした。

もちろんTさんも無傷。

 

これはミツバチとTさんとの信頼関係によるものなのか。

って思ってしまうぐらいTさんはミツバチをかまっていました。

 

島根の養蜂家の苦悩

蜂群崩壊症候群をご存知でしょうか。

突然ミツバチが原因不明に大量に失踪する現象のことで世界中で問題になっています。

それが島根でも起こっていたのです。

 

原因は今だ不明ですが、原因の一つとしてネコチオイド系農薬があげられています。

ネコチオイドとは

農薬として世界100カ国以上で販売されている。これまで使用されてきた有機リン系殺虫剤に比べ、人体への安全性が高く、また植物体への浸透移行性があり残効が長い利点があり、殺虫剤の散布回数を減らせるため、現在では世界各国において最も主流の殺虫剤となっている。

一方で、ミツバチなどの減少の原因の一つであると指摘する声もある。

ja.wikipedia.org

 

その農薬がヘリコプターによって散布されるため、 風に乗って本来農薬を使っていない場所まで拡散してしまっているようです。

何も知らず花の蜜を求め飛んで行ったミツバチは農薬にやられてしまうのです。

 

Tさんも30箱ほど巣箱を持っていたようですが、今は10もありません。

それもミツバチを他の養蜂家から買ってその数です。

 

農薬の濃度をもっと落として散布してほしいとTさんを含む養蜂家の組合は農協や市にお願いしたそうですが、Tさんの所属する養蜂家組合も6人しかいないため、圧倒的に多い農家に対しては力が及ばず、「ミツバチが死んだら補償金を払う」と、そんな回答だったようです。

 

 

果樹の受粉はミツバチにはかなわない

Tさんのもとにはイチゴ農家やメロン農家など果樹を扱う農家からミツバチの出張を依頼されるようです。

 

手作業で受粉させることもできますが、ミツバチによる受粉の方がよいものができるためです。

しかし、Tさんは農薬でミツバチが死んでしまうことを思い、断っているそうです。

 

農業は環境破壊的な産業

話を聞くうちに農業は自然に近い、自然を作れる産業と思っていたのですが、実際には作物が有害とする虫、病気対策に薬を撒くことで周辺環境を破壊している、環境破壊的な産業に思えてきました。

 

そもそも、畑や田んぼは食料生産の為に人間が山や平野を開拓しているので、その時点で環境破壊ではあるのですが、農薬の登場でそれが継続的に自然を破壊する産業変わってしまったようです。

 

それが良いか悪いかではなく、私たちの食べているものは、食べ物そのものだけでなく多くの命の犠牲によって成り立っていることを認識させられました。

 

まとめ!!

NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」の中でこんなシーンがありました。

主人公の幼馴染が戦争から帰ってきて食べ物が食べられなくなったときです。

幼馴染は戦争のショックで食べ物が人の死体に思えて食事がとれなくなってしまいました。

食べ物は肉でも野菜でも命を奪って人の口に入るからです。

 

主人公は命を奪っていない食べ物なら食べられるのではないか。そう考え牛乳を幼馴染に与えました。

牛乳は何の命も奪っていません。

 

そのときは他に命を奪わない食べ物ってあるかなって考えていましたが、思いつきませんでした。

よう考えたらハチミツがそうでした。

 

アインシュタインの名言でこんな言葉があります。

「もしミツバチがこの地球上から消えてしまえば、人類に残された時間は4年である」

先述した通り植物の80%はミツバチによる受粉を頼りにしていますからね。

生態系が一気に崩れてしまうんです。

 

養蜂は命を奪わない食料を作る産業であるとともに、人類だけでなく地球全体の生態系を守っている産業なんだなぁと感じた一日でした。

 

 

Tさん宅からの帰り道ある田んぼ一面にレンゲが植わってました。

レンゲを植えて肥料を減らす農法に補助金が出るそうです。

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その中には、たくさんのミツバチが蜜を求めて花から花へ飛び交っていました。

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最後に農薬と農業のあり方について考えさせられる本の紹介です。

是非一度読んでみてください。